他人と同じカオ
他人と同じ格好
他人と同じ行動
むなしくないかい?
そんな毎日
愛している
なんて言葉一つが欲しくて
身を削る愚かな人間
愛なんて幻想だと
知ってるくせに
人間は夢を見るのをやめない
そしてだまされる
根拠もない愛に
闇に閉じられた死霊を
哀れと思うは罪なのか
欲望のままに生き
欲望のままに死ぬのが
そんなに悪いことなのか
助けもしない神などに祈り
神の為に血を捧げ
欲望を叶えよと祈る人間が
そんなに清きものなのか
存在意義を誰かに求めてさ迷う
そんな暇があるなら前を向け
大地を踏みしめ涙を払え
存在意義など自分が作るしかない
他人が作るものではないのだ
出会えてよかったと今は思う
愛し合った幾夜
憎み合った日々
生まれ変わり輪廻の輪の中で
再び出会うだろう
私たちの絆はもう誰にも切れない
死さえも
逢うたびに美しくなる君に
どれほどの回数心を奪われただろう
激しく炎のようだった魂は
静かに光を放つランプのよう
君の静かな笑顔が
愛してると戯れに言った時の
こまった時の顔が
心に呼び起こすのは痛み
冷たい感触が指に触れる
それは何度も感じた感触
この金属にぬくもりをプラスしてあげよう
金属の冷たささえ暖かいと感じた
あの呪われた日々を忘れない
ヒトの体に埋もれていた金属は暖かい
決して触れられなかった人肌のように
肉を引き裂き
その温かい内臓に手を浸したい
恐怖と裏切りと苦痛に歪む首を抱きしめよう
誰が悪いわけじゃない
愛しすぎた
それだけ

